黎崱

人物情報

漢字名黎崱
Quốc ngữLê Tắc
主な日本語読みレー・タック

事績

字は景高、号は東山。『安南志略』の著者として知られる。

陳朝皇族の陳鍵の幕僚であった。1285年(大元・至元22、大越・紹寶7)、大元のクビライによるヴェトナム攻略時、陳鍵と共にクビライ8子の鎮南王トゴンに投降する。その直後、陳鍵は陳朝側の攻撃によって死亡し、黎崱自身の家族も行方知れずとなったため、そのまま大元に仕えた。後に漢陽に住み、当時の名士・程鉅夫らと交流を持つ。

参考文献

  • 武尚清(点校)、『安南志略』、中外交通史籍叢刊、中華書局、1995・2000

コメント

ざっくり書いてあります。

更新履歴

2007/05/03 更新

参考文献と事績を修正しました。

2007/04/03 新規作成

読み方を示すために新規作成しました。