笹川秀夫『アンコールの近代』
出版情報
副題 | 植民地カンボジアにおける文化と政治 |
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著者 | 笹川秀夫 |
出版社 | 中央公論新社 |
出版年 | 2006 |
ISBN | 4-12-003746-0 |
価格 | ¥7000(2006年) |
内容
植民地期以後のカンボジアの文化芸能、政治、歴史教育、ナショナリズム等の観点から網羅的にアンコール遺跡の受容史、ひいてはアンコール遺跡の政治性を叙述した著作。著者の博士論文に加筆・修正を行ったもの。
植民地時代のフランス東洋学の影響はもちろん、周囲の国家(特に、アンコール遺跡を領有していた過去を持つタイ)との関わりも重視している。
コメント
2006年はカンボジア、タイの近現代史についての著作が豊作でした。本書はその1冊。
更新履歴
2008/03/02 新規
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- Etusho 2008-03-02