山本達郎他(編)『岩波講座 東南アジア史』3巻

出版情報

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副題東南アジア近世の成立(15‐17世紀)
編者池端雪浦、石井米雄、石澤良昭、家納啓良、後藤乾一、斎藤照子、桜井由躬雄、末廣昭、山本達郎
出版社岩波書店
出版年2001
ISBN4-00-011063-2
価格¥4400(2001年)

内容

15世紀以降、東南アジアには空前の交易ブームが到来していた。リードの提唱したこの“交易の時代”概念の補強・再検討を行っている。

目次

  • 総説[石井米雄]
  1. イスラーム・ネットワークの展開[家島彦一]
  2. 鄭和の遠征[小川博]
  3. 東南アジアの大航海時代[生田滋]
  4. オランダ東インド会社の覇権[鈴木恒之]
  5. スペイン領フィリピンの成立[菅谷成子]
  • 東南アジア国家の領域の成立
    1. 17世紀のムラユ諸国[西尾寛治]
    2. 後期アユタヤ[石井米雄]
    3. 山の民と平野の民の形成史 ―― 15世紀のベトナム[八尾隆生]
    4. 収縮と拡大の交互する時代 ―― 16‐18世紀のベトナム[八尾隆生]
    5. ペグーおよびインワ朝からコンバウン朝へ[奥平龍二]
    6. 山地タイ人国家[加藤久美子]
  • 付録:月報3

    • 妖僧大汕と広東の文人たち[岸本美緒]
    • 18世紀末のメコンデルタと海のフロンティア[Li Tana]
    • 山本達郎先生を偲ぶ [桜井由躬雄]

    コメント

    3巻は、日本史でも朱印船貿易などで有名な時代です。日本人には馴染みやすい時期ですな。

    更新履歴

    2008/01/05 更新

    アフィリエイト対応。

    2007/04/15 更新

    リニューアルに伴い、データをコンバートしました。